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費用の比較検討

太陽光パネル設置トラブルの実例と対処法|火災・雨漏り・訪問販売【2026年8月版】

エネチョイス編集部

この記事の結論

太陽光パネルの設置トラブルは「工事・製品に起因するもの」と「契約・販売方法に起因するもの」に大別できます。前者で最も重いのは屋根の火災で、消費者庁の消費者安全調査委員会は、2008年3月から2017年11月までに事故情報データバンクへ127件の火災事故等が登録され、うち72件を調査対象とし、そのうちモジュールまたはケーブルから発生したものが13件、パワーコンディショナまたは接続箱から発生したものが59件だったと報告しています。ケーブルの発火は施工不良が主な推定原因、モジュールの発火は使用年数7年以上の製品で起きており、野地板まで延焼して被害が大きくなった7件はすべて「鋼板等なし型」の設置形態でした。後者は訪問販売がからむことが多く、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から8日以内はクーリング・オフができます。

太陽光パネルの設置トラブルは、「工事・製品に起因するもの」と「契約・販売方法に起因するもの」の2種類に分かれます。 前者でいちばん重いのが屋根の火災で、消費者庁の消費者安全調査委員会が実際の事故を調べ、原因と対策を公表しています。後者は訪問販売がからむことが多く、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。

【2026年8月25日時点】 国の「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」(補助上限60万円/申請)は2026年3月24日に公募が始まり、2026年5月29日に交付申請額の合計が予算に達したため公募終了しています。次回公募は公表されていません。したがって「今なら国の補助金が使えます」という説明は、2026年8月時点では成り立ちません。出典: SII 令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業

この記事でわかること

  • 公的機関の事故調査でわかっている火災トラブルの実際の中身と、報告書公表後に改善された点
  • 雨漏り・発電量低下など施工に起因するトラブルの見分け方
  • 「故障したのに直せない」を生む保証と保守点検のズレ
  • 訪問販売・補助金をめぐる契約トラブルと法律上の対抗手段
  • トラブル発生時の公的な相談先(電話番号つき)

太陽光パネルの設置トラブルは大きく2種類

見積もり打ち合わせ風景

「トラブル事例◯選」という記事は多くありますが、金額や件数が出典なしで書かれていることも少なくありません。この記事では、公的機関の資料で裏が取れる事実だけを扱います。整理すると、設置トラブルは次の2系統です。

系統代表的なトラブル主な根拠となる公的資料
工事・製品に起因火災・延焼、雨漏り、発電量低下、機器故障消費者庁 消費者安全調査委員会の事故等原因調査報告書
契約・販売方法に起因訪問販売、説明と契約書の相違、補助金の説明誤り特定商取引法(消費者庁)、各補助金の公募要領

系統が違えば、相談先も打ち手も変わります。まず自分のトラブルがどちらなのかを切り分けるところから始めてください。

いちばん重いトラブル:屋根の火災と野地板への延焼

消費者庁の消費者安全調査委員会は、2019年1月28日に事故等原因調査報告書「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」を公表しています。太陽光パネルの設置トラブルを語るうえで、いま最も信頼できる一次情報です。出典: 消費者庁 消費者安全調査委員会

報告書が示した数字

  • 住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等の情報は、2008年3月から2017年11月までに事故情報データバンクへ127件登録されていた
  • そのうち、原因調査中・原因不明などを除いた72件を調査対象とした
  • 調査対象のうち、太陽電池モジュールまたはケーブルから発生した火災事故等が13件、パワーコンディショナまたは接続箱から発生したものが59件
  • モジュールの発火は、使用年数7年以上の製品(5件)で発生していた。報告書の結論部では「導入後10年前後以降のシステムで発生している」とも整理されている
  • ケーブルの発火は10件のうち6件が施工不良が推定原因。ほかにコネクタの緩みによる発熱が2件、小動物の噛害による短絡が1件
  • パワーコンディショナ・接続箱の推定原因は、筐体内への水分等の浸入、入力端子部等での接触不良、コンデンサの絶縁破壊の3つに主に分類された

なお、モジュールが推定発火箇所とされた5件(事例1・3・10・11・12)とケーブルが推定発火箇所とされた10件(事例1・2・4・5・6・7・8・9・12・13)は2件が重複しているため、単純に足すと13件を上回ります。

火災の原因は「手抜き工事」だけではない、という点が重要です。ケーブルまわりは施工品質の問題ですが、モジュール本体からの発火は配線接続部やバイパス回路の不具合が経年で進行して起きるとされており、業者選びだけでは防ぎきれません。

実際の出火原因はこう書かれている

消費者庁が同日に出した消費者向けの注意喚起資料には、調査機関による出火原因の推定がそのまま引用されています。抽象的な「施工不良」ではなく、具体的にどこが悪かったのかがわかります。

  • ケーブルの挟み込み: 施工時に出力ケーブルが取付架台に挟み込まれ、積雪・地震・温度変化による荷重や振動で絶縁劣化が進行し、絶縁破壊から短絡・発熱して出火したと推定された事例
  • 小動物の噛害: 配線を小動物がかじったことで漏電・スパークが発生し、堆積していた落ち葉に着火して出火に至ったと考えられる事例
  • 接触不良: モジュール付近で何らかの要因により接触不良が起き、発熱・発炎して屋根材へ延焼したと推定された事例

出典: 消費者庁「住宅用太陽光発電システムに起因した住宅の火災事故に注意!」(2019年1月28日)

落ち葉の堆積やケーブルの取り回しは、点検で見つけられる範囲の話です。「設置したら何もしなくていい」という前提が危ういことがわかります。

屋根への「設置形態」で延焼リスクが変わる

報告書でとくに重要なのが、屋根への取り付け方によって、火が屋根の下地(野地板)まで広がるリスクが変わるという指摘です。野地板へ延焼して被害が大きくなった7件は、すべて「鋼板等なし型」で発生していました。

設置形態内容累積設置棟数に占める割合
屋根置き型瓦・スレート・金属屋根などの上に架台を付けて設置鋼板等敷設型と合わせて約94.8%(約2,250,000棟)
鋼板等敷設型モジュール直下のルーフィング表面に鋼板等の不燃材料を敷設同上
鋼板等付帯型裏面に鋼板等を付帯したモジュールをルーフィング上に直接設置約0.7%(約17,700棟)
鋼板等なし型裏面に鋼板がないモジュールをルーフィング上に直接設置約4.5%(約107,000棟)

(割合は累積設置棟数 約2,374,700棟に対するもの。経済産業省へのヒアリング結果、2018年10月時点)

消費者向けの対応として報告書と注意喚起資料が挙げているのは、次の3点です。

  1. 自宅のモジュールが**「鋼板等なし型」に該当するかを確認する**(わからない場合は製造業者や住宅・建築業者に問い合わせる)
  2. 該当していて導入時の保証期限を超えている場合は、応急点検の実施を製造業者に依頼する
  3. パワーコンディショナに地絡検知機能があるかを確認する(ない製品はある製品への変更でリスクを下げられる)

屋根置き型または鋼板等敷設型にすることで延焼リスクを低減できる、とも整理されています。

報告書公表後に改善された点

この論点は「これから設置する人」と「すでに設置している人」で意味が違います。消費者安全調査委員会が2022年4月に行った第2回フォローアップ評価では、次のような対応状況が確認されています。

  • 現在製造・販売されているパワーコンディショナは、全メーカーが地絡検知機能付き
  • 鋼板等なし型については、施工マニュアルや仕様書に鋼板等の設置方法やケーブル施工の注意点を明記する対応が取られた
  • JEMA(日本電機工業会)とJPEA(太陽光発電協会)が保守点検ガイドラインを改訂し、第2版を2019年12月27日に発行(フォローアップ資料の表記は「PV保守点検ガイドライン第2版」)
  • 住宅生産団体連合会が「太陽光発電システムの点検要領」を策定し、5年ごとの住宅定期点検のタイミングでの実施を位置づけた

出典: 消費者安全調査委員会 第2回フォローアップ評価(2022年4月28日)

つまり、鋼板等なし型と地絡検知機能なしパワコンの問題は、主に既設システムの課題です。10年以上前に設置した家ほど、確認する価値があります。

雨漏り・発電量低下・電気工事の資格

雨漏り

架台を屋根にビスで固定する工法では、屋根材に穴を開けます。防水処理(コーキング等)の品質がそのまま雨漏りリスクに直結する部分です。修理費用は屋根材・形状・被害範囲で大きく変わり、公的に確認できる全国相場はありません。金額を言い切る業者より、工法と防水処理の方法、雨漏り時の保証範囲を書面で示せる業者を選んでください。

見積書のどこを見るべきかは、太陽光発電の見積もりチェックポイントで詳しく解説しています。

発電量が想定より少ない

「シミュレーションどおり発電しない」は代表的な設置トラブルですが、原因は2つに分けて考える必要があります。

  1. 見積もり時のシミュレーションが楽観的だった(影の影響、方位・傾斜、経年劣化の見込み方)
  2. 設置後に機器が故障して落ちている

後者については、前掲の報告書に収録された所有者アンケート(2017年2月実施、n=1,500)が手がかりになります。業者による修理を要する故障を経験した人は全体の9%で、その経験者(n=130)についてみると、故障内容の69%(90件)が「発電量の著しい低下・停止」故障した機器の67%(87件)がパワーコンディショナ、25%(33件)が太陽電池モジュールでした(いずれも複数回答)。発電量が落ちたときに真っ先に疑うべきはパワーコンディショナ、ということです。

これを早く見つけるために、JPEA(太陽光発電協会)は日常点検として、月に一度、前年同月の発電量と比較することを勧めています。出典: JPEA 太陽光発電システムを長くお使いいただくために

なお、パネル自体の出力が年々わずかに落ちること自体は正常な現象です。どの程度が想定内かは太陽光パネルの劣化率を参考にしてください。

電気工事の資格

屋内配線を含む電気工事は、電気工事士法で有資格者の作業と定められています。同法第3条第2項は、第一種電気工事士または第二種電気工事士の免状の交付を受けている者でなければ、一般用電気工作物等に係る電気工事の作業に従事してはならないと規定しています(保安上支障がないと認められる省令で定める作業を除く)。同法第1条は、その目的を「電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与すること」としています。出典: e-Gov法令検索 電気工事士法

契約前に、実際に工事する会社と電気工事の担当者の資格について確認しておくと安心です。

「故障したのに直せない」保守点検と保証のトラブル

設置直後より、数年後に効いてくるのがこの領域です。前掲の所有者アンケート(n=1,500)は、実態をはっきり示しています。

調査項目結果
業者による保守点検を「実施していない」71%
実施していない理由の最多(n=1,061)「販売業者から保守点検を勧められなかったため」40%
同2位・3位「メンテナンスフリーと思うため」28%、「費用が掛かるため」22%
保守点検を実施している理由の最多(n=439)「販売会社から勧められたため」63%
「太陽光発電システム保守点検ガイドライン【住宅用】」を知らない94%
発火・発煙・火災リスクを「よく知っている」または「なんとなく知っている」27%

保守点検をするかどうかが、販売業者の一言で決まっている構図が読み取れます。契約時に点検の話が出なかったことが、10年後のトラブルの入口になり得るということです。

点検の目安として、JPEAは住宅用について設置後1年目、その後は4年に1度の定期点検を推奨しています。また、JPEAは、改正FIT法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」で「保守点検および維持管理を実施すること」とされ、義務であることが示されていると説明しています。消費者庁の注意喚起資料も、売電を行う場合は事業者として点検等の義務も併せて負うと明記しています。

契約前に確認したい保証まわりの項目

  • 施工保証の年数と対象範囲(雨漏りが含まれるか)
  • メーカー保証の適用条件(認定施工店による工事が条件になっていないか)
  • 保証書の発行主体(販売店なのか、メーカーなのか)
  • 定期点検の費用と頻度、費用が見積もりに含まれているか
  • 施工会社が廃業した場合に、メーカー保証だけで何がカバーされるか

保証の主体が販売店だけの場合、その会社がなくなると保証も使えなくなります。メーカー保証と施工保証を分けて確認しておくのが要点です。

訪問販売・契約・補助金をめぐるトラブル

クーリング・オフは「書面を受け取った日から8日以内」

自宅など営業所以外の場所で契約した場合は、特定商取引法の訪問販売にあたります。消費者庁の特定商取引法ガイドによると、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録により申込みの撤回や契約の解除ができます。街頭で声をかけられて営業所に連れて行かれるキャッチセールス、販売目的を告げずに電話やSNSなどで呼び出されるアポイントメントセールスも訪問販売に含まれます。

事業者には書面交付義務があり、商品の種類、販売価格、代金の支払時期・方法、商品の引渡時期、クーリング・オフに関する事項、事業者の氏名・住所・電話番号、契約担当者名、型式、数量などを記載した書面を渡さなければならないとされています。出典: 消費者庁 特定商取引法ガイド(訪問販売)

期間の起算日は、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日です。書面の記載内容に不備があるときは、8日を過ぎてもクーリング・オフできる場合があります。また2022年6月1日以降は、電子メールや事業者のウェブフォームなど電磁的記録による通知も可能になりました。出典: 国民生活センター クーリング・オフ

手続きの具体的な進め方は太陽光・蓄電池のクーリングオフを参照してください。

補助金の説明は「いま」の条件で確認する

補助金は年度ごとに条件が変わり、予算に達すれば途中で終わります。冒頭のとおり、国のDR家庭用蓄電池事業(上限60万円/申請)は2026年5月29日で公募終了しており、2026年8月時点で新規申請はできません。次回公募の予定も公表されていません。

自治体の制度も、時期によって対象機器の要件が変わります。たとえば東京都の令和8年度「家庭における蓄電池導入促進事業」は蓄電容量あたり10万円/kWh、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸(蓄電池ユニットの増設は6万円/kWh、上限72万円/戸)で、令和8年10月1日以降に事前申込をする場合はSIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが助成対象とされています。出典: クール・ネット東京 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業

つまり「この機種なら補助金が満額出ます」という説明は、申込時期と登録状況の両方を満たして初めて成り立ちます。補助金額を差し引いた金額で契約を急がせる話し方をされたら、公募要領の該当箇所を示してもらってください。国の補助金の現状はDR補助金の終了と次回見通しでも整理しています。

契約書に書いてもらう項目

  • メーカー名・型番・枚数・出力(合計kW)
  • 工事範囲(架台の工法、防水処理、電気工事の範囲)
  • 追加工事が発生する条件と、その場合の費用の決め方
  • 工期と引き渡し条件、検査・動作確認の方法
  • 補助金が不交付・減額となった場合の取り扱い

口頭の説明と契約書の内容が食い違ったまま着工すると、後から立証が難しくなります。営業段階でよく見られる話法は悪質業者の手口にまとめています。

トラブルが起きたときの相談先と進め方

進め方の基本は「施工会社 → メーカー → 公的窓口」の順です。連絡した日時・担当者名・回答内容は、その都度メモと写真で残しておきましょう。

相談先連絡先内容
消費者ホットライン188最寄りの消費生活センター・消費生活相談窓口を案内。通話料がかかります。IP電話など一部の電話からはつながりません
国民生活センター 平日バックアップ相談03-3446-0999188で対応できない場合。平日10:00〜16:00
住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)03-3556-5147住宅の取得・リフォームのトラブル。建築士が対応。10:00〜17:00(土日祝休日・年末年始を除く)

出典: 国民生活センター 全国の消費生活センター等公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター

火災・発煙・焦げた臭いなど、生命身体に関わる兆候があるときは、まず消防への通報を優先してください。前掲の報告書の事例でも、居住者や近隣住民が煙や異臭に気づいて119番通報したケースが並んでいます。

まとめ

  • 太陽光パネルの設置トラブルは「工事・製品に起因するもの」と「契約・販売方法に起因するもの」に分かれ、相談先も対処法も異なります
  • 火災については、消費者庁の消費者安全調査委員会が2019年に事故等原因調査報告書を公表しており、ケーブルの発火は施工不良(挟み込み、不適切な接続)が主な推定原因、モジュールの発火は使用年数7年以上の製品で起きていました。野地板まで延焼した7件はすべて「鋼板等なし型」です
  • 保守点検を実施していない所有者は71%、その理由の最多が「販売業者から勧められなかったため」(40%)。契約時に点検の話をしない業者は、10年後のリスクを残すと考えてよいでしょう
  • 訪問販売なら、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から8日以内はクーリング・オフが可能。困ったときは消費者ホットライン188、住宅の工事の問題は住まいるダイヤル(03-3556-5147)へ

よくある質問

Q.太陽光パネルの設置後にトラブルが起きたら、最初にどこへ相談すればいいですか?

A.まず施工した販売店・工事店に連絡し、施工保証やメーカー保証の対象になるかを確認します。連絡がつかない、対応してもらえない場合は、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターにつながります(通話料がかかります。IP電話など一部の電話からはつながりません)。工事の品質や住宅そのもののトラブルは、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住まいるダイヤル」(03-3556-5147、10:00〜17:00、土日祝休日・年末年始を除く)で建築士に相談できます。

Q.太陽光パネルが原因の火災は実際に起きているのですか?

A.消費者庁の消費者安全調査委員会は、事故等原因調査報告書「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」(2019年1月28日公表)で、2008年3月から2017年11月までに事故情報データバンクへ127件が登録され、うち72件を調査対象としたと報告しています。調査対象のうちモジュールまたはケーブルからの火災事故等が13件、パワーコンディショナまたは接続箱からのものが59件でした。野地板まで延焼して被害が大きくなった7件は、いずれもモジュール裏面に鋼板がない「鋼板等なし型」の設置形態でした。

Q.訪問販売で契約してしまった場合、あとから解約できますか?

A.特定商取引法の訪問販売にあたる場合、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から数えて8日以内であれば、クーリング・オフ(申込みの撤回・契約の解除)ができます。自宅など営業所以外の場所で契約したケースのほか、キャッチセールスやアポイントメントセールスも訪問販売に含まれます。書面の記載内容に不備があるときは、8日を過ぎてもクーリング・オフできる場合があります。2022年6月1日以降は、書面のほか電子メールなどの電磁的記録でも通知できます。

Q.設置後の点検はどのくらいの頻度で必要ですか?

A.太陽光発電協会(JPEA)は、住宅用について設置後1年目、その後は4年に1度の定期点検を推奨しています。日常点検として、所有者自身が月に一度、前年同月の発電量と比較して大きな落ち込みがないかを確認することも勧められています。改正FIT法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」では「保守点検および維持管理を実施すること」とされ、義務であることが示されています。消費者庁の注意喚起資料も、売電を行う場合は事業者として点検等の義務も併せて負うと明記しています。

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