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待機電力はいくら?年間228kWh・電気代約7,068円の根拠と減らし方【2026年8月版】

エネチョイス編集部

この記事の結論

待機電力は、資源エネルギー庁の調査で一世帯あたり年間228kWh、家庭の全消費電力量(4,432kWh/年・世帯)の5.1%とされています。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価31円/kWh(税込)で換算すると、年間約7,068円、1か月あたり約589円、1日あたり約19円です。同じ調査をもとにした整理では、使わないときに主電源スイッチを切ると待機時消費電力量を約33%、プラグを抜くと約49%削減できるとされ、金額では年間およそ2,300〜3,500円にあたります。ただしこれは2012年度調査の全国平均値で、機器ごとの待機時消費電力はその後も下がっています。自宅の実額は「待機電力(W)÷1,000×24時間×365日×31円」で試算するのが確実です。

待機電力はいくらか。国の調査にもとづく答えは「一世帯あたり年間228kWh、電気代にして約7,068円」です。 家庭の全消費電力量に占める割合は5.1%。1か月あたり約589円、1日あたり約19円にあたります。

ただしこの数字は2012年度(平成24年度)調査の全国平均です。機器の待機時消費電力はその後も下がり続けているため、「わが家はいくらか」は機器のW数から自分で計算したほうが実態に近くなります。この記事では、公的統計とメーカー公式仕様に載っている数字だけを使って、金額の根拠と減らし方を整理します。

【2026年8月25日時点】 この記事の金額換算は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金目安単価 31円/kWh(税込・令和4年7月22日改定) を使っています。実際の単価は契約する小売電気事業者やプランによって異なります。出典: 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A

この記事でわかること

  • 年間228kWh・約7,068円という金額の出どころと、その数字の古さ
  • **「1W=年間約272円」**でわが家の待機電力を自分で計算する方法
  • 主電源オフで約33%、プラグを抜いて約49%という公的な削減効果の上限
  • 資源エネルギー庁とメーカー公式が示す機器別の効果(円単位)
  • プラグを抜き差しするときの安全上の注意(NITEの事故データ)

待機電力はいくら?年間228kWh=約7,068円

金額の根拠は、資源エネルギー庁省エネルギー対策課の「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書」です。エネルギー白書2021はこの調査を引用し、次のように記しています。

全体の消費量4,432kWh/年・世帯のうち228kWh/年・世帯が待機電力であり、電力消費の5.1%を占めています。 (出典: 資源エネルギー庁 エネルギー白書2021 第2節 部門別エネルギー消費の動向

228kWhを電力料金目安単価31円/kWhで換算すると、こうなります。

期間待機時消費電力量電気代の目安
1年228kWh約7,068円
1か月19kWh約589円
1日約0.62kWh約19円

※228kWh×31円/kWhで算出。単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価(税込)。

年間7,000円は家計全体から見れば劇的ではありません。ただし契約プランを変えなくても、機器を買い替えなくても削れる部分であることが待機電力の特徴です。

何が「待機電力」に含まれるのか

資源エネルギー庁は待機時消費電力を「リモコンやマイコンなどを組み込んだ家電機器が、その機器を使っていないときでもコンセントにつながっていることで消費される電力」と定義しています。より具体的な内訳を、一般財団法人 関東電気保安協会が整理しています。

  • 電源プラグをコンセントに差し込んだだけで表示部などが消費する電力
  • 電源スイッチを切り(OFF)にしていても表示部やタイマー機能が消費する電力
  • 製品の本体でリモコンからの操作信号を待ち受けするために消費する電力
  • 留守番電話やファクシミリの受信を常に待ち受けするために消費する電力
  • 充電式製品の充電中以外で消費する電力

(出典: 関東電気保安協会 省エネワンポイントレッスン・待機時消費電力について

同協会は「タイマー機能やリモコン機能など、使う人がより便利で快適な生活を送るために必要なものもあります」とも書いています。待機電力のすべてが無駄ではなく、便利さの対価として払っている部分と、払わなくてよい部分が混ざっているという理解が出発点です。

なお、温水洗浄便座の便座保温や電気ポットの保温は、厳密には待機電力ではなく保温のための消費電力です。ただし「使っていない時間帯に電気を消費している」点は同じなので、この記事では区別を明示したうえで両方を扱います。

この数字は「減り続けている数字」でもある

同じ調査は過去にも実施されており、値は下がってきています。一般財団法人 省エネルギーセンターは平成17年度(2005年度)の結果として、一世帯あたりの年間待機時消費電力量は308kWh、年間総消費電力量4,209kWhに対して7.3%と推計し、平成14年度調査と比べて30%減少したと公表しました(出典: 省エネルギーセンター 新着情報 平成18年4月)。

308kWh・7.3%(2005年度)から228kWh・5.1%(2012年度)へ、という流れです。エネルギー白書2021も「待機時消費電力は近年減少傾向にあります」と評価しています。

正直に押さえておきたいのは、最新の公表値でも調査年度が2012年度だという点です。それ以降に買った機器の待機時消費電力は当時よりさらに小さいのが普通で、ネット上でよく見る「待機電力で年間1万円」といった数字には公的な裏付けがありません。信頼できる出発点は228kWh・約7,068円で、実際の家庭はそれより小さくなる可能性が高い、というのが2026年8月時点の妥当な見立てです。

「1W=年間約272円」で自宅の待機電力を計算する

平均値より確実なのは、機器のW数から直接計算する方法です。式はシンプルです。

待機電力(W)÷ 1,000 × 24時間 × 365日 × 31円/kWh

1Wを1年間つけっぱなしにすると8.76kWh。31円/kWhなら約272円です。この「1W=年間約272円」を覚えておくと、カタログの待機時消費電力をその場で年額に換算できます。

待機電力年間の消費電力量電気代の目安(31円/kWh)
0.15W1.3kWh約41円
1W8.8kWh約272円
3W26.3kWh約815円
5W43.8kWh約1,358円
10W87.6kWh約2,716円
15W131.4kWh約4,073円

※24時間365日通電し続けた場合の試算です。実際の通電時間は使い方によって変わります。

メーカー公式仕様で見る、実際の待機電力

「うちの機器は何Wなのか」は、メーカーの公式仕様や取扱説明書で確認できます。公表されている実例を2つ挙げます。

ブルーレイレコーダー(パナソニック ディーガ) は、クイックスタートの「切」と「入」での待機時消費電力を機種別に公開しています。

品番クイックスタート「切」/節電待機「モード2」「入」(時刻・電源ランプ表示点灯時)「入」(表示消灯時)
DMR-2W203約0.15W約4.5W約3.0W
DMR-2X303約0.15W約8.0W約6.5W
DMR-4T403約0.15W約11.0W約9.0W
DMR-4X1003約0.15W約15.0W約14.0W

出典: パナソニック よくあるご質問 レコーダー(ディーガ)クイックスタート「切」と「入」の消費電力を知りたいときは

差は小さくありません。DMR-2W203の「入」(約4.5W)と「切」(約0.15W)の差は4.35Wで、24時間365日なら年間約38kWh、約1,181円。DMR-4X1003のように約15.0Wの機種なら差は約14.85W、年間約130kWhで約4,033円に相当します。起動を速く保つことに年間1,000円以上を払う価値があるかは、使い方次第でしょう。

ガス給湯器(リンナイ) は、ふろ給湯器の待機時消費電力を従来比約80%低減したとしたうえで、比較対象を明記しています。従来品 RUF-V2400AW(BC-60V2接続時)が5W、RUF-E2406AW(A)が0.8Wです(出典: リンナイ 光熱費と環境負荷を抑える エコジョーズ)。差は4.2W、年間約37kWhで約1,141円。同じ常時通電の機器でも、世代によって年間1,000円規模の差がつきます。

どこまで減らせるか:主電源オフで約33%、プラグを抜いて約49%

削減効果にも公的な数字があります。関東電気保安協会は、省エネルギーセンターの「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書」をもとに、2段階の効果を示しています。

  • STEP1: 使っている時だけ主電源スイッチをオンにし、使わない時は主電源スイッチをオフにすると、待機時消費電力量を約33%削減できる
  • STEP2: 使っていない時にプラグをコンセントから抜いても機能的に問題がない洗濯機などの機器について、使わない時にプラグを抜くようにすると、待機時消費電力量を約49%削減できる

228kWhに当てはめると、次のようになります。

対策削減できる電力量電気代の目安
主電源スイッチをこまめに切る(約33%)約75kWh約2,332円/年
使わない機器のプラグを抜く(約49%)約112kWh約3,463円/年

待機電力の対策で現実的に届く範囲は、年間おおむね2,300〜3,500円。これが公的データから導ける目安です。これを大きく超える節約額を掲げる説明を見かけたら、根拠を確認したほうがよいでしょう。

毎回プラグを抜くのが面倒なら、省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」はスイッチ付タップの活用を挙げています。同資料は「まず、こまめに主電源を切ることです。また、長期間使わない機器はプラグを抜く習慣をつけましょう。毎回プラグを抜くのが面倒ならば、『スイッチ付タップ』を使ってタップのスイッチを切るようにすれば簡単です」と書いています(出典: 省エネルギーセンター 家庭の省エネ大事典「待機時消費電力を減らしましょう」(PDF))。

機器別に効くのはどこか

資源エネルギー庁の省エネポータルサイトは、機器ごとの省エネ行動とその効果を金額つきで公開しています。以下は同サイトの公表値です(金額換算は31円/kWh)。

機器省エネ行動年間の省エネ量節約額
電気ポット長時間使用しないときはプラグを抜く107.45kWh約3,330円
温水洗浄便座使わないときはフタを閉める(貯湯式)34.90kWh約1,080円
温水洗浄便座便座の設定温度を一段階下げる(中→弱・貯湯式)26.40kWh約820円
温水洗浄便座洗浄水の温度設定を一段階下げる(中→弱・貯湯式)13.80kWh約430円
パソコン(デスクトップ型)1日1時間、利用時間を短縮する31.57kWh約980円
パソコン(デスクトップ型)電源オプションを「モニタの電源をOFF」から「システムスタンバイ」に変更12.57kWh約390円
パソコン(ノート型)1日1時間、利用時間を短縮する5.48kWh約170円
テレビ(50V型)1日1時間、見る時間を減らす28.87kWh約895円

出典: 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約」のキッチン風呂・トイレAV・情報家電。掲載データは省エネルギーセンターの実測値で、使用する機器・居住地域・住宅により異なります。

この表が示すのは、待機電力そのものより「保温」を止めるほうが金額としては大きいという事実です。電気ポットのプラグを抜くだけで年間約3,330円は、主電源オフ全体の効果(約2,332円)を上回ります。

温水洗浄便座は方式と設定で変わる

資源エネルギー庁は温水洗浄便座の2方式をこう説明しています。貯湯式は「タンクの中の水をヒーターで温める方式」で、お湯を保温するための電力を使う。瞬間式は「タンクがなく、使用の度に水を瞬間湯沸器で温めます。温水を保温する電力は不要のため、“貯湯式”よりも消費電力量は少なくなりますが、お湯の量が限られることと、瞬間的に大きな電力を必要とします」。TOTOも「瞬間式は、24時間お湯を保温し続ける貯湯式と比較して『待機電力』が大幅に少なく、使う瞬間だけお湯を温めるため、トータルでの消費電力量を抑えられ経済的です」と説明しています(出典: TOTO Tips 貯湯式から瞬間式へ)。

節電機能の効果はメーカーもカタログ値で示しています。パナソニックは、年間消費電力量が66kWh/年(8時間切タイマーによる節電あり)に対し、節電をしない場合は92kWh/年になる機種を例に挙げています。差は26kWh、31円/kWh換算で約806円です。同社は、電源プラグを抜かずに低温時の便座保温を止める待機電力ゼロモードについて、工場出荷時はオフ設定で、使用するには設定が必要とも案内しています(出典: パナソニック よくあるご質問 温水洗浄便座の電気代と消費電力を抑える機能は)。買った時点では有効になっていない節電機能がある、という点は覚えておく価値があります。

省エネルギーセンターが公表した2026年夏季の省エネ・節電対策(オフィスや工場など事業者向けの内容)でも、温水洗浄便座について「夏場は、暖房便座・温水の使用は避け電源のプラグを抜き待機電力を完全にカットする」ことが挙げられています。家庭でも同じ考え方が使えます(出典: 省エネルギーセンター 2026年夏季における省エネ・節電対策)。

夏冬の大物家電の節電と組み合わせると効果が読みやすくなります。エアコンの電気代を下げる設定と使い方家庭の電気代の内訳もあわせてご覧ください。

プラグを抜くときの安全上の注意

待機電力を削る手段は最終的に「プラグを抜く」に行き着きますが、抜き差しそのものにリスクがある点は押さえておきたいところです。

製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2019年から2024年までの6年間に報告された「電源プラグ・電源コード・コンセントの事故」は219件あり、その8割以上が火災事故に発展しています。同機構が挙げるチェックポイントは5つです(出典: NITE 製品安全 Vol.482「電源プラグ・電源コード・コンセントの事故」)。

  1. 電源プラグに破損・変形・変色等の異常がないか — 変形した状態で使うと刃受金具と正常に接触せず、異常発熱や発火のおそれ。コードを持って抜く、力任せに斜めに引き抜くといった扱いが変形の原因になります
  2. 電源プラグにほこりが溜まっていないか — 隙間にほこりが溜まって水分が付着するとショートやトラッキング現象のおそれ。掃除の際はプラグを抜き、から拭きで汚れを取り除きます。差込口に洗浄液が直接かかるのは危険です
  3. 電源コードに破損・硬化・変色等の異常がないか — 折り曲げ・踏みつけ・引っ張りで芯線が断線し、異常発熱や発火に至るおそれ
  4. 差し込んだときに緩みがないか — 刃受金具が変形して接触不良になると異常発熱のおそれ
  5. 接続可能な最大消費電力を超えていないか — テーブルタップには最大消費電力・定格電流が定められており、超えると発熱・発火のおそれ。一般住宅の壁の二口コンセントは合計1,500Wが上限です

プラグを抜く習慣は、節電と同時に定期点検の機会にもなります。 抜いたついでにほこりを拭き、プラグやコードの状態を見る、という運用が現実的です。

一方で、抜くと困る機器もあります。時計やタイマーの設定、録画予約、通信の維持といった機能は通電が前提です。パナソニックも温水洗浄便座について「長期間使用しない時は電源プラグを抜き、使用する少し前に電源プラグを差し込むことで待機電力の節電になります」と、長期不在時に限った運用として案内しています。日常的に抜き差しするかどうかは、機器ごとに取扱説明書で影響を確認してから決めてください。

待機電力対策で届く範囲と、その先の選択肢

ここまでの数字を整理すると、待機電力対策の輪郭がはっきりします。

  • 家庭の全消費電力量は4,432kWh/年・世帯(2012年度調査の平均値)。31円/kWhなら年間約137,000円
  • そのうち待機電力は228kWh、約7,068円(全体の5.1%
  • 対策で削れるのは、そのうち約33〜49%にあたる年間およそ2,300〜3,500円

待機電力の対策は、費用をかけずに始められる代わりに、上限がはっきりしているというのが結論です。残る94.9%は、エアコン・給湯・冷蔵庫・照明といった「使っている時の電力」が占めています。電気代そのものを大きく動かしたいなら、こちらに手を入れる必要があります。

まずは自宅の使用量の把握からです。世帯人数別の目安は電気代の平均額にまとめています。機器ごとの使用量をリアルタイムで見たい場合は、蓄電池や太陽光のモニタリングアプリで計測できる範囲を確認しておくと、対策の優先順位が立てやすくなります。さらに自家消費に振る選択肢を検討するなら、太陽光と蓄電池の投資回収で回収年数の考え方を整理しています。導入費用や回収年数は設備構成・屋根条件・電力の使い方によって大きく変わるため、複数社の見積もりで比較してください。

まとめ

  • 待機電力は、資源エネルギー庁の調査で年間228kWh・家庭の全消費電力量の5.1%。31円/kWh換算で年間約7,068円、1か月約589円、1日約19円
  • ただしこの値は2012年度調査の全国平均。308kWh・7.3%(2005年度)から下がってきており、最近の機器ならさらに小さい。自宅の実額は「W÷1,000×24×365×31円」(1W=年間約272円)で試算するのが確実
  • 削減効果の公的な目安は、主電源オフで約33%(約2,332円/年)、プラグを抜いて約49%(約3,463円/年)。電気ポットのプラグを抜く(約3,330円/年)など、保温を止める対策のほうが金額は大きい
  • プラグの抜き差しには事故リスクもある。NITEには6年間で219件の電源プラグ・コード・コンセント事故が報告され、8割以上が火災。ほこり・変形・緩みの点検とセットで運用する

よくある質問

Q.待機電力は1年でいくらになりますか?

A.資源エネルギー庁の調査では、一世帯あたりの待機時消費電力量は年間228kWhです。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している電力料金目安単価31円/kWh(税込・令和4年7月22日改定)で換算すると年間約7,068円、1か月あたり約589円、1日あたり約19円になります。ただしこの228kWhは2012年度(平成24年度)の調査による全国平均で、待機時消費電力は機器の世代交代とともに下がっています。ご自宅の金額は「待機電力(W)÷1,000×24時間×365日×31円」で計算するほうが実態に近くなります。

Q.待機電力が大きい家電はどれですか?

A.個別の消費電力はメーカーの公式仕様で確認できます。たとえばパナソニックのブルーレイレコーダー(ディーガ)は、クイックスタートを「切」または節電待機「モード2」にすると待機時の消費電力が約0.15W、「入」にすると機種により約4.5〜15.0Wと公表されています。ガス給湯器では、リンナイが従来品RUF-V2400AW(BC-60V2接続時)の5Wに対し、RUF-E2406AW(A)は0.8Wと公式サイトに記載しています。差が大きいのは、常時通電しながら表示や通信、保温を続ける機器です。

Q.待機電力をゼロにする方法はありますか?

A.電源プラグをコンセントから抜けば、その機器の待機電力は消費されなくなります。スイッチ付きの電源タップでも同じ効果が得られます。省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」も、こまめに主電源を切ること、長期間使わない機器はプラグを抜くこと、毎回抜くのが面倒ならスイッチ付タップを使うことを挙げています。一方で、時刻設定や録画予約、通信の維持といった機能はプラグを抜くと働かなくなるため、機器ごとに取扱説明書で影響を確認してください。

Q.コンセントを挿しっぱなしにするとき、気をつけることはありますか?

A.製品評価技術基盤機構(NITE)には、2019年から2024年までの6年間に「電源プラグ・電源コード・コンセントの事故」が219件報告されており、その8割以上が火災事故に発展しています。同機構は、電源プラグに破損や変形がないか、ほこりが溜まっていないか、電源コードに硬化や変色がないか、差し込んだときに緩みがないか、テーブルタップの最大消費電力を超えていないかを確認するよう呼びかけています。掃除の際はプラグを抜いてから乾いた布で拭き、洗浄液を差込口に直接かけないこととされています。

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