【2026年9月7日時点】 神奈川県の令和8年度補助金は第1期受付終了、第2期は9月7日8時30分に受付開始・9月30日まで(電子申請のみ・先着約500件、申請は本人申請のみ)。国のDR補助金は2026年5月29日に公募終了。出典: 神奈川県公式。市町村の最新状況は各公式サイトで要確認。
神奈川県で蓄電池・太陽光を検討中の方向けに、県の補助金の中身(金額・条件・第2期の受付日程)、横浜市・川崎市の制度、国の補助金の状況、申請の流れを2026年9月時点の一次情報で整理します。
この記事でわかること
- 神奈川県「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(令和8年度)の金額・条件
- 第2期(9月30日締切)に間に合わせるための準備
- 横浜市・川崎市など市町村の制度と併用の考え方
- 国のDR補助金(終了)との関係
- 交付決定前に着工してはいけない理由とスケジュール
神奈川県「令和8年度 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額(太陽光発電) | 発電出力1kWあたり7万円(補助対象経費が上限) |
| 補助額(蓄電システム) | 1台あたり15万円(補助対象経費が上限) |
| 条件 | 太陽光発電と蓄電池を併せて導入すること。神奈川県内の住宅(戸建・共同住宅)で、現行の耐震基準に適合。蓄電システムはSII登録製品(令和7年度以降)に限定 |
| 受付 | 第1期: 受付終了。第2期: 9月7日(月)8時30分に受付開始、9月30日(水)締切、電子申請のみ、先着順500件程度(超過分は不受理の可能性)。申請は本人申請のみで代行不可 |
| 着工のタイミング | 交付決定後に着工が必須。決定前の着工は対象外。審査に2〜3ヶ月 |
| 併用 | 国や市町村の補助金と併用可(制度によって併用不可の場合あり、事前確認推奨) |
出典: 神奈川県 令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金
例えば太陽光5kW+蓄電池1台なら、7万円×5kW+15万円=50万円が県補助の目安です(補助対象経費が上限)。
第2期に間に合わせるための準備
第2期は9月7日8時30分に受付を開始し、9月30日まで受付中(先着約500件)です。枠が埋まる前に電子申請できるよう、次を早めに済ませておきましょう。
- 複数社から「太陽光+蓄電池セット」の見積もりを取り、SII登録製品であることを確認
- 申請に必要な書類(見積書、住宅の情報、耐震基準に関する確認など)を施工会社と準備
- 申請は申請者本人が行う必要があり、施工業者等による代行申請はできません(代行と判明した場合は補助金の交付決定を受けられません)。施工会社には「交付決定まで着工しないスケジュールか」「申請に必要な見積書・書類をすぐ揃えられるか」を確認
- 交付決定(2〜3ヶ月)を待ってから着工。年度内の完了・実績報告まで逆算する
横浜市・川崎市など市町村の制度
- 横浜市: 「横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業(YGrEP)」を令和8年6月15日から受付。太陽光・蓄電池の支援内容・条件は横浜市の公式サイトで確認
- 川崎市: 「太陽光発電設備等設置費補助金(愛称: たいせつ補助金)」を実施。金額・要件・受付状況は川崎市の公式サイトで確認
- 相模原市・その他: 市町村ごとに制度の有無・金額が異なる。「(市町村名) 蓄電池 補助金 令和8年度」で公式ページを確認
県の補助金は「国や市町村の補助金と併用可能」とされていますが、市町村側の要件で併用不可の場合があるため、申請前に両方の窓口で確認してください。
国のDR補助金との関係
- 国のDR補助金(令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業・上限60万円)は2026年5月29日に公募終了(SII公式)。次回は未公表
- 次回の国の公募が出た際は、県・市町村の要領で併用可否を確認
- 次回に備える準備は国のDR補助金は終了、次回はいつ?を参照
申請の流れと注意点
- 見積もり・機器選定(SII登録製品)・書類準備を可能な限り早く
- 電子申請(9月7日8時30分に受付開始・先着約500件・9月30日締切)。申請は申請者本人が行う
- 交付決定(2〜3ヶ月)を待って着工。決定前の着工は補助対象外
- 工事完了 → 実績報告 → 審査 → 振込(入金時期の目安は補助金はいつ振り込まれる?)
順序は国の制度と共通です(図の審査期間は国の実績値で、神奈川県の交付決定は2〜3ヶ月かかります)。全体の流れは次の図で確認できます。
補助金申請の順序と、越えてはいけない一線
順序そのものより大事なのは「交付決定より前に工事を始めない」ことです。ここを外すと、要件を満たしていても補助を受けられません。
- 対象製品の選定・見積もり取得 登録製品かどうかを確認し、複数社から見積もりを取る あなた+業者
- 交付申請 申請書と添付書類を提出する(業者が代行することが多い) 業者(代行)
- 交付決定の通知分岐点 審査を通ると交付決定通知が届く。工事はここまで待つ 事務局 → あなた 審査 2〜5週間程度(SII公式実績)
- 交付決定より前の着工は、原則そのまま不交付「工事を先に始めてから申請」は、ほとんどの制度で認められません。着工の前倒しがNGという意味で、業者との契約をどこまで先に進めてよいかは制度ごとに違います。申請前に公募要領で必ず確認してください。
- 工事の実施 交付決定を確認してから着工する。施工写真・領収書など報告用の書類をそろえる 業者
- 実績報告 完了後の期限内に報告書を提出する(期限は制度ごとに異なる) 業者(代行)
- 補助金の受領 額の確定後に指定口座へ振り込まれる 事務局 → あなた
神奈川県は東京都(蓄電池1kWhあたり10万円・DR実証に参加しない場合の上限120万円/戸)ほどではないものの、太陽光+蓄電池セットで50万円前後の県補助が狙える有力地域です。第2期の枠は先着約500件と限られるため、準備の早さが結果を分けます。制度全体は蓄電池・太陽光の補助金一覧、東京都の制度は東京都の蓄電池・太陽光補助金もご覧ください。
申請前の見積もり取得では、神奈川県は対象エリア内である東京ガスの太陽光・蓄電池の対象条件【2026年版】(1都6県の持ち家戸建てが対象)も窓口の選択肢として参照してください。
まとめ
- 神奈川県の令和8年度補助金は太陽光7万円/kW+蓄電池15万円/台(同時導入・SII登録製品・耐震基準適合が条件)
- 第2期は9月7日8時30分に受付開始、9月30日まで電子申請・先着約500件。交付決定後の着工が必須(審査2〜3ヶ月)、申請は本人申請のみ
- 横浜市(YGrEP)・川崎市(たいせつ補助金)に独自制度。併用可否は両窓口で確認
- 国のDR補助金は2026年5月29日に終了。見積もり・書類準備は枠が埋まる前に早めに済ませる